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Q&A株式会社エネモが販売する商品についての質問

蓄電システムの基本Q&A新しい電気の使い方

エネモに対し、お客様から今まで寄せられた蓄電システムについてのご質問を下記にまとめてみました。 これから蓄電システムを導入されようとお考えの皆様には是非ご参照頂ければと思います。

蓄電システムの基本用語

1) 電池容量とインバータ(出力)容量の違い。

お客様からのお問合せで、いちばん多いご質問はこの容量の問題です。 様々なメーカーのカタログを参照されるなか、これらの表記が統一されていない事から、勘違いをされるお客様が非常に多くいらっしゃいます。 まず、電池容量(蓄電容量)とは、バッテリーのサイズの容量です。一般的に3KWとか7.2KWととかで表記されています。 これは水瓶でいいますとその大きさ(水が入る量)になります。 つぎにインバータ容量(出力容量)とは、実際に機器に供給できる電気容量になります。 一般的には1000Wとか1KVA(1000Wと同じ意味)などで表記され、これは水瓶でいいますと、その瓶から汲み上げるひしゃくの大きさになります。 つまり、水瓶が大きくてもひしゃくが小さければ使い勝手が悪く、またその逆も同様です。 

実際にお客様が接続を考えている機器の合計と、それを使用したい時間、その組合せで仕様を決めていただければ、他社製品も含めて私どもがベストの組合せをご提案できます。

2)電池容量の読み方

 つぎに、上で述べた電池容量について書きます。 通常、電池容量はその規格容量で表記されます。弊社の鉛ジェルバッテリーの場合、12V 100Aですので1200W x バッテリー数になります。 この場合、実際に使える容量は、バッテリーメーカーの仕様により変ってきます。 いわゆる(深度)という計算です。 この深度が大きければバッテリーの規格容量に近く使用できます。 しかし、100%と言う事はありえません。 通常は50%での使用を前提に計算されています。 弊社の鉛ジェルバッテリーは軍用の物を使用してますので、最大80%まで使用可能です。

 3)インバータ容量(出力容量)

 そしてインバータ容量(出力容量)については、お客様によってはまったく気にされていない方が多くいらっしゃいます。 その一番大きな理由は、メーカーのカタログにあまり目立って表記されていないからだと思います。 一般的に、ご家庭で使用されている商用電源(電力会社の電気)と同じ波形(正弦波)が作られているインバータ容量は1KVA〜3KVAが主流です。 つまり1000Wから3000Wまでの容量になります。(実際には800W〜2500Wまで) それを超える製品は工業用になりますので価格的にも、取扱も家庭には向きません。 このインバータ容量については最大使用限度で表記されます。 つまりお客様が接続される機器の総計が、インバータ容量を超えますと作動はしません。 ですので通常は接続予定の機器の合計が、インバータ容量の半分程度に抑えて使用することを推奨しています。 

(例)通常使用 冷蔵庫(150W)+照明(100W)+32型液晶テレビ(200W)=450Wの場合1KVA(800W)のインバータ容量を推奨

また、1KVA等の表記について説明します。 

1K (1000の意味) V(ボルト) A(アンペア) との意味ですが、V(ボルト)とA(アンペア)を掛けるとW(ワット)になります。 つまり、100V(ボルト)の時、10A(アンペア)の電流が使えるということです。 通常は110V程度の電圧が掛かっていますので、9A〜8A程度に成ります。 これは反対に言いますと、1KVAのインバータに1500Wの製品をつなげた場合、電流値が15Aの計算になりますので電圧が1000W÷15A=66.6Vとなります。 そして内蔵の電子制御により100Vの電圧に戻そうと大量の電流が流れ、インバータのヒューズが飛んで使えなくなります。 最悪の場合、発火しますのでご注意下さい。

蓄電システムの種類

サンプルイメージ

蓄電システムには大きく別けて3つの種類があります。

A) 系統連結型蓄電システム

 現在大手のメーカーで家庭用としてソーラーパネルと一体型で提案しているモデルは全てこの系統連結型のシステムになります。 系統連結とは、既存の商用電源分電盤に直接つなぎ込みされているものを言います。 太陽光システムなどはこの形式になります。 

この系統連結系のシステムに蓄電池を導入する場合、太陽光システムで発電し、売電を行っている時間には蓄電池の使用が出来ません。 また、この系統に蓄電池が連結されている場合には、売電金額は減額されます。 蓄電池から供給される電力出力量は先に上げたインバータ容量で決まりますので、停電時に使用できる量は、このインバータ容量に左右されます。 この点に注意してカタログをお読み下さい。

B) 独立型蓄電システム

 弊社の蓄電システムはこの形になります。 つまり、2次電源系統(小ブレーカー以降)に接続された系式のシステムで、蓄電池からの電源供給が接続された機器にのみ可能な形式です。 簡単に言いますと、コンセントに大きな充電式乾電池が差し込まれ、その乾電池に機器が接続されているというような形になります。 太陽光パネルに接続して充電する場合でも、太陽光パネルのジョイントボックスから、太陽光充電器に直接接続し充電する方式ですので、1次系統からは完全に独立しています。 その事から売電金額は通常の金額のままになります。

蓄電池の種類

蓄電池の種類は、大きく別けて2種類になります。

ひとつは鉛蓄電池、もうひとつはリチュウムイオン蓄電池です。私たちは家庭用蓄電池には様々な理由から鉛蓄電池を採用し、お勧めしています。 その理由を簡単に説明します。

理由1) 取扱の危険性

蓄電池は危険物です。 その中でもバッテリーは爆発や発火の原因になり、例年様々な事故を起こしています。 一般的に、それらの事故は取扱の不注意から発生していますが、一部に製造上の不良から事故が起こっているものが有ります。 それがリチュウムイオン(ポリマー)電池です。 そもそもリチュウムイオン電池は、携帯性を目的として開発された電池です。 鉛電池に比べ5分の1〜10分の1程度の重量で同等の蓄電量を備え、更に急速充電に対応している事がリチュウムイオン電池の特徴です。 しかし、家庭や建物に固定で設置する場合には、携帯性は必要なく、更に急速充電も必要ないことから、取扱が容易な鉛蓄電池をお勧めしています。

理由2) リサイクル性

現在、鉛電池は100%のリサイクルが可能です。 特に、家庭用蓄電池で使用する液タイプ密閉型バッテリーや、ジェルタイプバッテリーはケースを含めて再生可能です。 しかし、リチュウムイオン(ポリマー)電池はリサイクル性がよく有りません。 コバルトの摘出や、素材の摘出に大変高い技術と費用を要します。 現在の所、大型のリチュウムイオン電池がどのようにリサイクル、引取りが可能なのかわかりませんが、導入する場合にはその点をメーカーに必ず確認して下さい。 ちなみに弊社ではリチュウムイオン電池の保障と引き取りはしておりません。 導入した電池メーカーの保障だけになります。

以上の理由から、弊社では鉛蓄電池を採用し販売しています。 お客様でどうしてもリチュウムイオン電池を要求される場合には、三菱自動車のi-MiEVや、日産自動車のリーフを購入する事をお勧めしてます。 その理由は、1.メーカー(自動車メーカー)で保障してくれる。 2.電池容量に対し、価格が安い(一番小さいアイミーブMでも10.5KWの容量) 3.廃棄も含めてメーカーが管理。 弊社のボルタ・ラウム共に、非常用外部電源として両社の自動車との接続が可能です*1。

*1 接続するには両社のオプションにあるインバータの購入が必要です

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VOLTAの接続方法

VOLTAの基本的な取付方法はこの図の通りです

このほかに、既存のコンセントを利用して取り付ける方法も有ります。 その場合には利用するコンセントに高負荷の電気器具が接続されていない事を前提にしています。 また、その方法での接続モデルはボルタOneに限ります。 ボルタTwoでは容量をオーバーする可能性が有りますので、この図の方法をお勧めします。(UPS電源として使用する場合にはボルタTwoでも可能です。)

また、蓄電用分電盤を使用する場合には下記のような接続になります。

                   

詳しくは販売代理店までお問合せ下さい。

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VOLTAに関する質問

VOLTAに関する質問を簡単にまとめました。

1) ボルタの構成

ボルタは、バッテリー、インバータ、充電器、コントローラー、ATS切換器の5つで校正されています。ボルタOneには1KVAのインバーターが、ボルタTwo には2KVAのインバーターが標準です。 電池容量はOneが標準で4.8KW、Twoが7.2KWですがそれぞれ9.6KWまでバッテリーの追加だけで対応可能です。

2) ボルタは簡単グレードアップ

上記のように、ボルタはそれぞれ完全にモジュール化されていますので、お客様の要望にあわせてグレードアップが可能です。 ご予算の都合から初めはOneを導入し、後からTwoへのアップも可能。 太陽光充電器もご使用の太陽光パネルにあわせて特注で製作しますので、現在のシステムがいっさい無駄になりません。 詳しくは販売代理店までお問合せ下さい。

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蓄電システムの活用方法

意外にお客様からのご相談が多い、蓄電システムの活用方法についてまとめてみました。

1) UPS(非常用電源)としての活用

弊社のお客様で2番目に多い取り付け方法は、このUPS(非常用電源)としてボルタを活用する方法です。 この取り付けを行う場合、一番お勧めしているのはボルタOneです。 通常は商用電源で生活をまかない、停電時に最低限の電源を確保するという仕様です。 ボルタOneでは、約800Wの出力を4時間賄う事が出来ます(オプションで最大8時間)。 お繋げする電気機器は、冷蔵庫(約250w) + リビング照明(80w) + 液晶テレビ(約250w) = 約600w。 これに携帯電話の充電やラップトップパソコンを繋げると、丁度MAX容量になります。 余裕を持つなら断然ボルタTwoです。 Twoなら、上記に加え夏は扇風機、冬はホットカーペット(弱で使用)が接続可能です。 また室内配線工事を行わず、付属の室内コントローラのコンセントのみ使用した使い方も可能です。 ご予算やご要望にあわせて取り付けしてください。

2) ピークカットと節電として活用

お客様の中で一番多い接続方法です。 この取り付け方法は、接続された電気器機を常時バッテリー電源でまかなうと言う方法です。 ご使用モデルは最低でもボルタTwo、あるいはRAUM(ラウム)をお勧めしてます。 電気器機への接続方法は先に書いたUPSでの活用と同様ですが、より安定的に活用する為に、接続器機使用電力の合計はインバータ容量の50%以下で行います。 そのためどうしてもUPSでの利用と違い、容量の大きいサイズでの運用導入が必要です。 

*よくある質問ですが、太陽光発電システムなどと違い蓄電システムは導入によるコストダウンにより、その導入コストをまかなう事は出来ません。 例えば、冷蔵庫(平均150wh)に常時接続を行ったとします。 深夜料金ではない時間帯が16時間、日中1KWあたり30円とし深夜時間帯が10円とします。充電ロスなどを無視し簡単に計算しますと;

消費電力量(150wh X 16h X 30日 = 72,000wh) 1kWあたり差額が20円 7.2kW X 20円 = 144円  となります。 つまり1ヶ月当たり144円の節約ですので1年で 1728円 ボルタOneを120万とした場合償却までは約700年・・・・・ っと大げさに計算しなくてもわかりますね? 例え接続器具を10倍にしても70年かかります。 蓄電システムの導入はあくまで安全や安心感を得る為と思ってください。

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蓄電システムの活用方法2

こちらでは実際に行っている接続設置例を説明します。

A) 標準的な接続例

弊社で一番多い接続例は、リビングの照明、テレビ、台所の冷蔵庫に接続する方法です。 これはだいたい70%のお客様がこの3点に接続されています。 基本的にコンセントへの接続は専用で行われ、他の器機の接続が出来ないようにしています。 他の器機を接続する場合には、室内コントローラにあるコンセントをご利用いただいています。 これは常時通電での利用時に容量をオーバーする事故を防ぐ為、コンセントへの接続は出来る限り無くすようご指導させて頂いてます。 上記3点に常時使用の場合には基本的にボルタTwoを導入しています。 ボルタOneの場合にはテレビのコンセントを非常用コンセントとし、通常はそこに差し込まずに商用電源を使用していただいてます。

B) 特殊な接続例

つぎに、皆様のご参考に成るかもしれない接続例を2〜3ご案内します。

@ガレージにボルタOneを設置: このお客様は、地下に有るガレージシャッターと照明にボルタOneを接続されました。 このガレージは自宅基礎の下にあり、自宅内部からガレージには移動できません。 つまり停電時にはシャッターが開かずに車を出し入れできない事から、ガレージシャッターと内部の照明にボルタOneを接続しました。 それ以来、このオーナー様はガレージ内に避難用具や災害備蓄をするようになりました。

A離れに設置: この離れは、お客様のお子様が小さい頃ピアノ部屋として使っていたそうで6畳一間のプレハブ住宅です。 いままで物置として使っていましたが、今回災害時に母屋は足の踏み場も無いくらいに物が散乱し片付けるまで大変だった事から、災害時の避難場所として古い離れの活用を考え、この離れにボルタTwoを設置しました。 また太陽光発電システムと停電時接続できるように設定しました。 

Bガス給湯器に接続: このオーナーさまはオール電化のお宅にお住まいでしたが、震災時の停電でお湯が使えず困った事からプロパンガスの給湯器を新たに設置し、そのシステムと冷蔵庫、リビング照明にボルタTwoを接続しました。 このプロパンガスの給湯器は台所外に設置され、お風呂と洗濯機は従来どおり電気温水器を使用されています。 また太陽光発電の非常用電源では、携帯電話すらまともに充電できなかった事から、5KWの太陽光パネルの内2KW分を常時ボルタに接続し充電に、残りの3KWを売電に回しています。 売電額は減りましたが、安心感は数倍に増えましたのでオーナー様はとても満足している様子です。 (太陽光パネルを分離しボルタに接続した分に関しましては、一部メーカー様で補償対象外になる場合が有ります。エネモでは屋根に余裕が有る場合には、新たに別で取り付けをお勧めしています。もちろんその場合には取り付けメーカーの保障が受けられます)

C) お勧め活用例

*パニックルームのススメ: パニックルームとはご存知でしょうか? アメリカでは、強盗などが押し入ってきた時に逃げ込み、救助が来るまで立てこもるための部屋を言います。 日本では近年犯罪が確かに増えてますが、流石にこのような部屋を作るまでの必要性は見受けられません。 しかし、災害時や緊急時に逃げる部屋を確保する事は、意外に災害対策として盲点でした。 通常は高台に避難するとか避難所に集まるとか考えて行動してますが、津波の心配がない地域や、河川の氾濫、土砂崩れのない地域では自宅に待機して自体が落ち着くまで待つのが正解です。 そこでご自宅にパニックルームを作る場合の条件を列記します。

@ 室内に家具が無い: 地震の時に倒れてくる物が有ってはいけません。 

A 広さは6畳程度: 大き過ぎては邪魔になります。

B 直接外に出られる部屋: 玄関や階段を通らずに直接外に出る事が出来るのは基本です。

⇒ 以上の事からリビングに近い1F和室がベストと考えます。 (無い場合には1Fリビングに小上がり等を設置し、頑丈な枠で保護固定して下さい。) この和室を耐震ダンパーなどで壁を補強し、引き戸も頑丈な物に交換、部屋全体の照明やコンセントを蓄電システムに接続。 押入れには非常用食料や避難用具を一角に納め、いつでも取り出せるようにします。 地下室のあるお宅では地下でも構いませんが、必ず外に出られる経路は確保して下さい。 

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